ある休みの日、子供たちを小学校に行くのを見送った後、珍しく朝食を二人で食べに行きました。

廿日市市の大型ショッピングモール１階にある喫茶店でガラにもなく優雅なモーニングを。

午前中はコーヒーを注文するとトーストの半分がついてくるサービス。

各々が一品ずつ注文して、仲が悪いわけではないがスマホをいじるという行為に没頭し会話なし。

そこへ

「おまたせしましたー」

予想通りコーヒーから。

すぐさまサービスのトースト。（写真は二人分）

コーヒーの見事なまでの安定感と、焼きたてトーストにたっぷり卵をのせて大満足！

実に充実した朝食をいただいております。

そこへ颯爽と店員さんがあらわれて、

「ピザトーストのお客様は・・・・」

そうだった。サービスのトーストで満足して忘れていた。

ピザトースト。でかくない?

確認します。

でかいです。

トースト２枚重ねの間にはたまご、上にはとろとろチーズが。

おいしそう、おいしそうですよ、マジで。

ただボリュームすご！

妻の注文したカツサンドをそっとテーブルに置いた店員さんは「ごゆっくり」とささやきながら去っていった。

だから、でかくない？

冒頭の話に戻りますが、朝食です。

時刻は午前９時４２分。

朝食です。

でかいけどとてもおいしい朝食をいただき、トイレに立ち精算へ。

精算の時だけ夫に前を歩かせる妻をどうかと思いながら勘定を済まし、半分残したピザトーストに後ろ髪を惹かれながら駐車場に向かう途中、

「ピザトーストとカツサンド、デカかったなー、食いきれなくてもったいないよ。次来るときは二人で１つの注文だなー」

妻「ボリューム半端なかったもんね」

「お前もカツサンド残したんだろ？」

妻「３分の２ね。」

「マジでもったいないよ・・・・」

妻「だから、持ち帰りにしたよ？」

一瞬空白の時間が。

そう。妻は食べきれないピザトーストとカツサンドを私がトイレに立っているときに

気をきかせて持ち帰りにしていたのである。

なんて気がきく人だ。この時私は思った。

妻を愛している・・

そんなことを考えながらありがとうを妻に伝え、車の中へ。

車に乗り込む際中、妻が口をひらく。

妻「店員さんがアルミホイール持ってきて、よかったらお持ち帰りください。

ボリュームがあるので皆さんそうされますよ。って。で、持ち帰りにしたんだ。」

妻の善意行動ちがうんかーい！さっきの愛してる返せー！

しかしこのお店のなんて行き届いたCS。また２人で行こう。

あと、妻を愛してるはやっぱり心の中だけにしまっておこうと誓ったお休みの午前でした。

また、残して持ち帰ったピザトーストとカツサンドは子供たちに食べられてしまいましたとさ・・・。